カーラチャクラ・タントラ

実家の元・私の部屋には、私が四半世紀以上前の学生時代に作ったジグソーパズルがまだあって。

当時はそれが何の意味があるとかよく知らず、単に宗教美術に興味あったし、「これ!」って一目ぼれしたから作っただけなんだけど、後になってそれがインド仏教後期、チベット密教の「カーラチャクラ」の本尊のタンカ(仏画)であると知った。

何気なく本屋さんで手に取った本で紹介されてて「おお!」と驚いた。

世界で一番美しいマンダラ図鑑

カーラチャクラ、日本語では「時輪(じりん)」と訳される。

曼荼羅では大宇宙(マクロ・コスモス)を表す円、その内側に小宇宙(ミクロ・コスモス)である人体を表す四角が描かれる。

円と四角。これも好きなテーマ…それはまた今度。

本尊は男性尊格ヤブとその配偶者である女性尊格ユム。父の慈悲と母の智慧。

阿閦如来を本地とした守護尊(イダム)の「時輪金剛」が、『時輪タントラ』の本尊として男尊と女尊が抱き合った歓喜仏の姿で曼荼羅にも描かれる。(wikiより)

まぁ…一言で俗世的に言うと歓喜仏って「エロい」んだけど(笑)

なんて言うか、仏像でいうと私は朝鮮系のシュッとした、色々そぎ落とした系も好きだけど、それよりもっと古い、インド系の肉感的な方がもっと好き。色んな宗教でも、人間的な生々しさを持ってる部分が好き。ギリシャ神話とか、日本の神話とか、人間以上に人間らしくみえる神様が語られてるのが好き。

かといってカーラチャクラが「欲望まみれ」ってわけでもなく(汗)

一つの瞑想の形というか、思考できなくなった状態で見えたり感じたりする「何か」なんじゃないかと。

かといって私自身はそういう「性的ヨーガ」には興味はないけど(;^ω^)

陰と陽。二元性。そういうのも好き。道教(タオイズム)、老荘思想。だから多分ヒューマンデザインに一瞬でハマったんだと思う。

旧約聖書の中でも心に残るものとか、昔から「時」にまつわるものも好きなんだなーと思う。

待つこと 見ること この2つの重要性は、ヒューマンデザインに出会う前から別のところ(子育て関係)で教えられてきた。 子ども...

時の中に存在があり、存在の中に時があり。そんな感じ。

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