「自分は運がいい」と思える人の勝ち

人に「勝ち・負け」という言葉はあんまり好きではないけどね。でも「自分は運がいい」と思える人、言える人は、私は「勝ち」だと思う。

有名な話で、松下幸之助は新入社員の面接で「キミは運がいい方? 悪い方?」と聞き、「運が悪いです」と答えた人は、どれだけ学歴や面接の結果がよくても不合格にしたらしい。

その理由は…実際のところは松下幸之助に聞いたわけではないからよくわからないんだけど(笑)

「あんさんは運がよろしいですか?」塾主・松下幸之助が入塾選考の基準にかかげた「運のよさ」とはどうやって判断する

塾主(*松下幸之助)は何事に対しても、成功して順調なときは「運がいいから」「人様のおかげ」、困難に直面しうまくいっていないときは「自分の努力不足だから、成功するに見合った努力をしないといけない」と考えていたようだが、「自分に運がある」と思って見合った努力をし続けていれば、何事もうまくいくようになるのである。

私的には、「自分は運がいい」と思える人、言える人は、何かあった時には「大難が小難になった」「勉強になった」と前向きに捉えることが出来るし、「誰か(何か)に助けられた」という感謝の念を持つことが出来る。誰か、何かに守られてたり、支えられていることを知り、謙虚になり、安心してリラックス出来て、肩の力を抜けるんじゃないかと思う。そして「希望」を持てる。

単なる楽観主義というより、「色々あったけど、ここまで生きてこられただけで奇跡じゃん。ありがたい」って感謝の気持ちを持った「自分は運がいい」「恵まれてる」って思い。そういう気持ちが土台にあると、「自分がなんとかせねば」ってガチガチになることもないし、何があっても前向きに、人生ほどよく緩く楽しめるんじゃないかと思う。

時々激凹みして、メソメソ独りで泣く私でも、「運がいい」って心から思ってるから、立ち直りも早い(笑)

他にも…

「運が良い人」は、失敗を「不運な出来事」ととらえるのではなく、自分の行動による必然的な結果と受け止めて改善・成長させていく意識が強い人。

ウォーレン・バフェットは20歳の時に、ハーバード・ビジネススクールを不合格になりましたが、すぐに図書館に行き、ほかに入れてくれそうなビジネススクールを探していたところ、自分が感銘を受けた本を書いた教授がコロンビア大学で教えていることを知り、コロンビア大学に入学して、彼から直接教えを受けたことが、ビジネス界で大成功する大きなキッカケとなりました。

ウォーレン・バフェットは「私にとっていちばん幸運だったのは、ハーバードを不合格になったことだ」と語ってたとか。

他人から見て「最悪じゃん…」って思えることでも、自分の捉え方次第で「糧」になる。「なんで自分が…」「どうせ自分なんて…」って卑屈にならない。

これって、すでに「勝ち」じゃない?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする