他人を管理しコントロールしようとする人たち

時々、他人を管理しコントロールしようとする人たちを見かける。親が子を、ってパターンはその最たるものなんだけど。

その中でも一番面倒くさいのが、「正義」「優しさ」「心配」「愛」といった、「他者のためにという大義名分」を被せたエゴを過度に押し付けてくるタイプ。しかも、自分の頭の出来を自覚している人ほどややこしい。

その根底には「女のくせに」「男のくせに」「子どものくせに」「年下のくせに」「世間知らずのくせに」「何も知らんくせに」…「○○のくせに」という相手を見下した感じ、弱いものとして認識してる感じがあるように思える。上下、強弱、優劣…のヒエラルキー。

責任感からか、使命感からか、「守ってやらねば!」なのか、「俺がやらねば誰がやる!」なのか、なんだか色々みたいだけど。

己の勝手なエゴ、見下しだと気づいているのか、いないのか…

しかもそれって「こっちの決断、行動を信頼してないってことだよね?」「こっちの自由を認めてないってことだよね?」としか思えないんだけど。

サラッといこうぜ、サラッと。っていつも思う。「放置、プリーズ!!」な私には正直結構キツイ(苦笑)

見返そうとも思わない。ただただ「視界に入ってくれるな」と思う。

行動する前に一言二言注意喚起はあっても、失敗しようが、傷だらけになろうが、助けを求めるまで放っておいてくれたら良いのに。

こういう、管理しコントロールしようとする人たちは、たいてい、他人の考え方や思いに対し「それは違う」と言う傾向にある。それってただの否定、ジャッジ。しかも多くの場合、他人の人生経験やそこから得た価値観、置かれている状況まで鑑みず、表面的な部分で瞬発的に判断して言う。

私が受け入れられるのは「俺は違う」という、個人的な見解。それならフラットに「別の意見」として素直に聞ける。

「それは違う」という瞬発的な否定も反発っぽいよね。だから遠慮なく…こっちも瞬発的に反発してる(苦笑)

しかもそういう人たちは、自分のその立ち位置を変えたくないから、相手に「下のままでいて欲しい」「弱いままでいて欲しい」と思ってる。そのままのヒエラルキーを固定し続けたい。

そういう人と戦ってる暇はないし、そういう人の行動を変えようと思う気力もないし、そもそも他人を変えようとも思わないから、こっちが「うぜーな」と思うように、向こうも「うぜーな」と思って、勝手に離れて行ってくれと思うのが正直なところ。

ある意味、それって…win/win? 違う?(^^;

誰か、何かの庇護下に入ると、多かれ少なかれこれが生じる。「守ってやらねば」と誰かが思う。「思ってくれる」なんだけど、過度の見下し、心配なんかがあると、それが「とっても面倒くさい」と思う今日この頃。

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